針穴日記

見たり聞いたり思ったりしたことなどをちらほらと。

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アナスタシア

皇女アナスタシアの映画DVDを2本見る。

追想 [DVD]追想 [DVD]
(2006/08/18)
イングリッド・バーグマン、ユル・ブリンナー

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これはだいぶ前にテレビでも二度ほど見たが、かなり好きな映画。
DVDを吹き替えで見ていると、テレビ放映時にカットした場面が字幕になる。けっこう切っていたようだ。

アンナ・アンダーソン(この映画ではアンナ・コレフ)が本物の皇女アナスタシアだったのかどうかはともかく、この映画ではどちらともとれない描き方をしている。

イングリッド・バーグマンとユル・ブリンナーの恋のゆくえが物語の核にあるのだけれど、マリア・フョードロヴナ皇太后を演じたヘレン・ヘイズがたいへんに魅力的で、型どおりのメロドラマになりそうな展開を彼女の存在が防いでいる。


アナスタシア (ベストヒット・セレクション) [DVD]アナスタシア (ベストヒット・セレクション) [DVD]
(2007/10/24)
メグ・ライアン

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これもいつだったかテレビで深夜に放映してたのを見た。
20世紀フォックスが手がけたミュージカル仕立てのアニメーション映画。
今回は字幕で見たのだが、メグ・ライアンの声がかわいい。若いころのアナスタシアの声はキルスティン・ダンストで、これまたかわいい。

リアルに作ってある部分と、悪役の怪僧ラスプーチンが出てくる部分がうまく噛みあってないようにも思うし、全体になんとなく統一感がないんだけど、けっこう好きなアニメだ。歌もいい。

ただ、まるでラスプーチンの呪いでロシア革命がおこったかのように描かれているのは、子供も見る映画なので、ちょっとまずいんじゃないのかな。
  1. 2010/08/16(月) 20:18:50|
  2. 映画/テレビ
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ニコライとアレクサンドラ

ニコライとアレクサンドラ [DVD]ニコライとアレクサンドラ [DVD]
(2010/02/03)
フィオナ・フラートン、マイケル・ジェイストン

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フランクリン・J・シャフナー監督の『ニコライとアレクサンドラ』が1500円の廉価盤になっていたので購入。

ニコライ2世に待望の皇太子が誕生するシーンから始まり、ロマノフ家の滅亡までを描く歴史長編。
ときおり場面転換が変なところもあるけれど、3時間の長丁場を飽きずに見れた。
衣装も凝っていて、アカデミーの美術と衣装デザイン賞を受賞している。(なぜか宝石類はあんまり高価そうに見えなかった)

ニコライ二世をはじめ、ラスプーチンやレーニンなど、役者陣はなかなか雰囲気が出ていて、特にラスプーチンを演じたトム・ベイカーの目つきが怪しいというか、かなり気味が悪くていいかんじ。
ただ全体のスケール的にはもうちょっとがんばってほしかった。血の日曜日のシーンなども緊迫感が足りないと思う。

ラストは、結末がわかっていても、やはりハラハラする。
  1. 2010/07/18(日) 20:52:05|
  2. 映画/テレビ
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ポンペイの映画2本

ポンペイ最後の日[DVD]ポンペイ最後の日[DVD]
(2009/08)
プレストン・フォスター、ベイジル・ラズボーン

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500円DVDで購入。
冒頭に、この映画はリットン卿の小説『ポンペイ最後の日』とは無関係であるという断りが出る。ちょうど小説も読んでる最中なのだが、確かにぜんぜん違う話だ。

1935年のアメリカ映画だが、なかなかテンポよく進んで飽きさせない。ちょっと中だるみはするが、基本的にきちんとしたシナリオだ。
ただしある程度聖書の知識がないと途中ちょっと置いてけ堀。(まあ、この手の映画はたいていそうだけど)。

エンド・オブ・ワールド [DVD]エンド・オブ・ワールド [DVD]
(2009/02/06)
ヴィクター・アルフィエル、トマス・アラナ

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2007年のイタリアのテレビ映画。
原題は『Pompei』。
パッケージとかタイトルを見ると、けっこうな終末観が漂ってるけれど、舞台は79年のポンペイ、つまりヴェスヴィオ山の噴火で崩壊したポンペイの話。
当時の建物などはいいかんじに作られてるし、街中の祭壇なんかもリアル。執政官の屋敷の装飾も凝っていて、極彩色でなかなか楽しい。
ただ全体に俳優陣が物足りなかった。

最初と最後に現代のシーンがあるけど、なんだかとってつけたようで、そこは要らなかったんじゃないかと思う。

しかし、たとえばamazonでこのDVDをたまたま見かけたとしても、『エンド・オブ・ワールド』という題で
“ハイクオリティ・ディザスター・パニック”超大作遂に登場!自然の猛威により大都市が破壊され、機能を失い壊滅状態に陥る様子をダイナミックに描いたディザスターパニック・ムービー」という内容紹介では、まず見ようとは思わなかった。

じつはこれ、『ぽすれん』でポンペイ関連の映画がないかと思って「ポンペイ」と検索したら出てきた映画なので、自分としてはラッキー。まあ正直なところ映画としては面白くはないんだけど。

なんだか最近は映画の見方が変わってしまって、出来不出来はあまり気にならなくなってきた。
特に歴史ものなんかは、豪華な再現フィルムを見てる程度の感覚なので、よほどのことがないとそれなりに勝手に楽しめてしまう。
  1. 2010/07/07(水) 04:30:00|
  2. 映画/テレビ
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サイクロプス

サイクロプス [DVD]サイクロプス [DVD]
(2010/04/02)
エリック・ロバーツ、ケビン・ステイプルトン

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ティベリウス帝時代を舞台にしたTVM。
製作はロジャー・コーマン。(この人まだがんばってるんだなあ。)

古代の生き残り(?)の一つ目巨人のサイクロプスが、なぜかふつうの森の中で発見される冒頭からテキトウ感があるのだが、ローマ軍の衣装とか街のセットがちゃんとしてる、いや、かなり凝ってる。これは何か他の映画かドラマのセットの使いまわしだろう。もしかすると『ROME』のセットかも?

背景というのは大事なもので、たとえばあまりうまくない漫画家が腕のいいアシスタントを雇ったとたん、けっこうかっこいい画面に見えることがあるが、それと似ている。

ただし兜がちゃんと被れてない兵士がいたりして、せっかくの小道具を活かせてない。

サイクロプスは羊をたくさん飼っていて、人の肉を喰らう。ホメーロスの『オデュッセイア』に出てくるキュクロープスの生態を踏襲しているが、人語は解さない。身長はアンドレ・ザ・ジャイアントよりちょっとでかいくらい。細見で筋肉質の造形はなかなかいい。CGの動きが残念だけど、TV用だからこんなものか。
この巨人族は結局一体しか出ないので『ベーオウルフ』のグレンデルのような存在だ。

このサイクロプスがローマ軍に捕まって剣闘士の相手として闘技場で戦わされたりするのだが、途中から彼の存在意義がなくなってるというか、別にサイクロプスじゃなくてもよかったのねというかんじ。捕らわれのサイクロプスに主人公がある言葉を教えるくだりがあるんだけど、そこをもっとうまくやれば面白くなれたかもしれない。

最後の展開はちょっと茶を噴いた。
  1. 2010/04/28(水) 22:04:16|
  2. 映画/テレビ
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タイタンの戦い

img146.jpg
3Dで観たのだが、これは撮影後に3D処理をしたものなので、それほど立体感を楽しめなかった。これなら2Dで充分だ。こういう半端な3D映画が増えると、かえって3Dの価値を下げてしまうんじゃないだろうか。もしこの映画が3D初体験だったとしたら、他の映画も3Dで観たいとは思わないだろう。

レイ・ハリーハウゼンが特撮をやった1981年版のオリジナルが好きだったので、じつはこのリメイクはかなり楽しみにしていたのだが、ちょっと期待はずれ。
オリジナルと比べると、ストーリーによどみがなく、うまいこと作ってあるなとは思う。でも、もともとオリジナルの良さはモンスターのコマ撮りアニメの楽しさにあったし、全体的に見るといびつな部分もあるけれど、怪獣映画としての見せ方はうまかった。
リメイク版はさすがに今風なCGの迫力はあるが、なにかこう、手に汗握るような感覚がない。笑っちゃうくらいバカでっかい大サソリとか、すばしっこくなった美人メドゥーサとの戦闘も、インパクトはあるのになぜかハラハラできない。アクションを傍観してるような気分になる。

ギリシア神話の神々が自分勝手なのは元からそうだからいいんだけど、今回は悪役をハーデース一人に押し付けてしまった感があり、そこもなんだか納得いかない。

それにしても今回もオリュムポスのビジュアルが安っぽく見えた(このあたりはオリジナルもダサい)。それぞれの神の台座がフィギュアでも飾るようなデザインだし、だいたい神々が甲冑を着てるのが解せない。
甲冑といえば、人間側の甲冑のデザインもよくない。特に主人公の甲冑がダサい。というかペルセウス、なぜ坊主頭なんだ?ギリシア神話であの頭はないわ。
だいたいこのペルセウス役のサム・ワーシントンは、『T4』や『アバター』のときも思ったが、個人的にはあまり印象に残らない顔だ。

あ、オリジナルでアテーナーの持っていた機械仕掛けのフクロウは、今回も一瞬だけど登場して和ませてくれた。でもほんとにチラッとだけ。

この映画では、英雄が怪物を倒してお姫さまを救うという「アンドロメダ型神話」の核となる部分を変えてある。アンドロメダー救出まではあるけれど、その後が違う。観てるうちに、ああこれは違う展開になるんだなとは思ったけど、ちょっと意外だった。
でもアンドロメダーはやはり岩に鎖でつないでほしかったし、ちょっとくらい露出してもいいんじゃないのか。
ついでながら、アンドロメダーのかわいさは、オリジナルの勝ち。
  1. 2010/04/26(月) 23:05:36|
  2. 映画/テレビ
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アリス・イン・ワンダーランド

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ルイス・キャロルの『ふしぎの国のアリス』『鏡の国のアリス』のその後のストーリー。
19歳に成長したアリスが、ふたたびワンダーランドに行くという設定。
原作はそのままだと一般向けの長編映画にはなりにくい内容なので、このアプローチはいいと思う。
ただ一度も原作を読んだことがない人には、ちょっとわかりにくい部分もあるかもしれない。

全体にオーソドックスな作りで、まあまあ楽しめたし、映像的にはおもしろいけれど、観ていてなんとなく居心地が悪かった。毒気が足りないというか、もっと狂ったイメージを勝手に期待していたので。

それでも白の女王を演じたアン・ハサウェイはとてもよかった。たくさんの登場人物の中で一番印象深い。
あとヤマネがずいぶん勇ましいキャラになっていて、ちょっとナルニアのリーピチープ風だ。
ジャバウォックのデザインは、ほぼテニエルの画のイメージのままで、こいつもかなりいいかんじ。
でもブルドッグみたいなバンダースナッチはかっこ悪いと思った。

この映画は撮影後に3D処理をしたものなので、そっちの演出はあまり印象に残らず。3Dでよかったところはチェシャ猫かな。もふもふしてるし動きが楽しい。あ、それとエンディングのアレ。

ところでいつも行く映画館の3DはDolby3D方式のメガネだったのだが、今回MOVIX系列の劇場でXpanD方式のメガネをはじめてかけた。これは重たくて、鑑賞中ずっと顔に違和感がある。
3D映画のレビューなどで、メガネがじゃまで映画に集中できないという人がたまにいて、前々から不思議に思っていたのだが、なるほどこれのことだったのか。
  1. 2010/04/22(木) 21:45:43|
  2. 映画/テレビ
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アバター

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今月末には早くもDVDが出るそうだが、ようやく『アバター』を3Dで観てきた。
公開から3ヶ月以上になるというのに劇場はほぼ満席。
春休み中ということもあるが、それより2千円の料金を払ってでも映画館で観てみたいと思わせる魅力が、この作品にあるのだろう。
かくいう自分も、今年になってはじめて映画館に足を運んだことになる。

この映画は話題になりすぎたせいか腐している人もいるようだが、おもしろかった。
ストーリーがシンプルなのもいい。目で追う情報がたくさんあるので、複雑な話にするとついていくのが大変になる。万人に受けてこその娯楽映画だ。

舞台となる「パンドラ」と呼ばれる星に住む生き物たちの造形が楽しい。
かつてドゥーガル・ディクソンが、人類滅亡後に進化した生き物を創造した『アフターマン』という本があったが、パンドラに棲む彼らを見ているとそれを思い出す。

今までキワモノ扱いされがちだった3D映画も、今回の『アバター』のヒットによってようやく日本でも認知されたと思う。立体映画好きとしては、今後の3D映画の発展をおおいに期待したい。 

とにかくいまだに3Dを毛嫌いする人がけっこういることに驚く。新しい技術を素直に楽しめばいいのにと思う。
3Dのような邪道なものは要らないだとか、一時の流行にすぎないだとか、中には見てもいないのに、2Dでじゅうぶんだと断定する人さえいる。
トーキーが無声映画に取って代わろうとする時代を描いた『雨に唄えば』には、時代の流れについて行けず「映画に役者の声が入るなんて邪道だ」と考える人たちが出てくる。
「映画が立体的に見える必要などない」と言い張る人たちも、それと似たようなものではないだろうか。
たしかにわざわざ3Dにする必要のない映画もあるけれど、奥行き感が出たら楽しい映画もいっぱいあるのだ。

ちなみにジェームズ・キャメロンは、これから先は3D以外では映画を作らないと公言しているらしい。
  1. 2010/04/01(木) 22:13:31|
  2. 映画/テレビ
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