針穴日記

見たり聞いたり思ったりしたことなどをちらほらと。

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クマー

今年はどんぐりが大凶作だそうで、餌がなくなったクマが人里に下りてきて射殺されたというニュースをよく見る。
こういうクマ退治に批判が多いらしく、麻酔銃を使えだの山に誘導しろだのと文句を言う人がたくさんいるそうだ。

でも野生動物を感情論だけでなんとかできるわけでもなし。
特にヒグマはやばいでしょう。オスの成獣の体重が250~500kg、火をおそれない個体もいるし、力が強いだけでなく、時速50~60キロで走れるらしい。
頭がいいから里に食べ物があると知れば、うまく山に追い返すことができても、また下りてくるそうだ。

猟友会は命がけでクマ撃ちをするわけで、実際に彼らに出る手当ては雀の涙、ほぼボランティア状態だと聞く。


羆嵐 (新潮文庫)羆嵐 (新潮文庫)
(1982/11)
吉村 昭

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そんなわけでクマについて調べているうちにこの本に出会った。
大正4年に北海道で起こった、一頭の人喰いヒグマに村民7人が殺され3人が重症を負った「三毛別羆事件」を扱った小説。
これを読むと野生動物としてのクマの恐ろしさがよくわかる。人間は弱い生き物だ。

実際の事件を綿密に取材した本なのでこういう言い方は不穏当かもしれないが、下手なホラー小説などよりも恐怖を味わえるし、読み物として相当おもしろい。
  1. 2010/11/06(土) 03:12:18|
  2. 読書
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