針穴日記

見たり聞いたり思ったりしたことなどをちらほらと。

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ポンペイ展

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横浜美術館の『ポンペイ展』が今月13日までだったので、ぎりぎりにならないうちに行ってきた。
昼前に到着すると外に列があり入館制限中。平日なのに人気がある。あるいは単に時間帯が悪かったのか。
中に入ると、係員が「本日たいへん混雑しておりますので、順路どおりではなく空いてるところからご覧ください」と言っているのに、誰も彼もが順路をきっちり守っている。この生真面目さはちょっと不気味。

ポンペイの展示会は人気があるようで、今までもけっこう開催されているが、もちろん今回初めて日本に紹介される出土品なども出品されている。

当時の優雅な暮らしを伝えるさまざまな生活用品や装身具、神々の彫像、壁を飾るフレスコ画など、それぞれテーマ別に並べてあったが、展示のしかたはごく普通。なので漫然と眺めるだけでは、あまり生活感が伝わるようなものではない。こういうものは観る側の想像力に委ねられる。
とはいえ、本当にふつうに展示してあるだけなので、もうちょっと想像力の手助けになる展示方法を工夫してもいいんじゃないかとも思った。擬似的にでも一つの部屋を再現するとか。

そういう意味では、「ピサネッラ荘の高温浴室」の復元展示が一番おもしろかった。これは個人所有の浴室で、大理石の浴槽や鉛管、給湯槽は本物、それらの土台などを忠実に再現したもの。細かい技術は進んではいるけれど、給湯システム自体は今とそれほど変わりはないのだと実感できる。

その他、頭がオオヤマネコのグリフォンを象った台座、剣闘士の小像、焼き菓子を作るための型などが個人的に興味がわいた。

側面に小さな空気穴がいくつも開けてあるテキトウな形の薄汚れた壷があったので、なんだろうと思ったら、ヤマネの飼育器だそうだ。食用にするヤマネを飼育(肥育)させるための壷で、内側の周辺に何層かのでっぱりがあり、そこでヤマネが動き回れるような仕組みらしい。なかなか印象深かった。
  1. 2010/06/04(金) 16:05:54|
  2. 展覧会/博物館
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