針穴日記

見たり聞いたり思ったりしたことなどをちらほらと。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

鯨肉とか

和歌山のイルカ猟を撮影した映画が話題になっているようだ。
観てないので内容については何も言えないが、監督がテレビなどでコメントを出しているので、どういうスタンスで撮った映画なのかはわかる。

鯨肉は私が小学生のころには給食の献立としてよく出された。
成人してからは食べた記憶はない。いつのまにか高級食材になってしまったし、それほど食べたい味でもないからだ。
クジラ猟がなくなると生活が成り立たなくなる人たちがいることは承知しているが、正直なところ、個人的には市場から鯨肉がなくなってしまったとしても、困ることはない。
しかし誰かの圧力で食文化が消し去られようとするのだけは我慢ならない。
食文化というものは、外からの圧力でどうこうできるものではないと思っている。
世界にはいろいろな人たちがいて、いろいろなモノを食べる習慣がある。
人が食べているものに対して、「それは食べてはいけない」と口を出すことほど失礼千万なことはないのではないか。

ヒンドゥー教徒は牛を食べないが、彼らが欧米の人々に向かって、牛を食べるなと言ったことがあるのだろうか。
イスラム教では豚を食べないが、彼らは非イスラムに対して豚を食べることはまかりならんとは言わないはすだ。
こういった宗教上のタブーはまたちょっと別の話になるのかもしれないが。

昆虫をふつうに食べる人々もいるし、アシカやカンガルーを食べる地域もある。
イヌ料理などはかつて日本でも食べられていたし、ウサギも同様だ。
ただし、それらの動物を食用にすることに抵抗がある日本人でも、他人が食べることに異を唱える人はあまりいないだろう。

私は数年前からベジタリアンになったが、肉を食べる人を非難する気は毛頭ない。
もしも他人を非難したら、必ずといっていいほど次のように言い返されてしまうはずだ。
「動物だけじゃなくて植物にも同じ命がある」と。
これにはどうしたっていいわけなどできない。

他人に何かを食べてはいけないと言うのなら、その人は別の何かを食べない人たちからの非難を受け入れなければならなくなる。
クジラを食べることを悪いことだと言うのならば、「牛や豚や鶏はいいのか?」と問われたときの答えを用意するべきだ。
よく「そもそも牛や豚は食用に繁殖させた家畜だから野生動物といっしょにすることはナンセンス」などと稚拙なことを言う人がいる。これでは答えになっていないことに気がついてほしい。


ただし、希少動物を保護しようとする考え方自体には賛成だ。
それには冷静な態度と公平な目で科学的調査をすべきだろう。
困るのは感情で物事を決めつけて動いてしまうことだ。
お互いに熱くなってしまうのが一番よくない。

などとカタイことをつらつら考えてしまう今日この頃。
  1. 2010/03/13(土) 11:09:19|
  2. 日常
  3. | コメント:3

コメント

こんにちは、お久しぶりです。イルカ、食文化の件は同意見です
でも、何年何十年もこれらの問題として取り上げられてますのに
何故今更・・と思ってますが。
やはり、アカデミー取ったから国内外で騒がれ注目されてるんですね。
私も子供の頃は殺して食べなくても他に食べるのあるんだから
イルカ殺さなくても良いのでは?と思ってましたが。
その頃海洋学者に憧れて色々勉強し本を読み漁り続ける中で世界中の漁業や魚貝食文化を学び
そこでイルカの漁だってきちんとした長い間の歴史がある事も知りました。
確かにその土地で暮らしてない人なら別に殺さなくてもと思うが
しかしそこの人々にとっては長年生きる為に漁をして食べて来た訳で
そんな人達に僕なんかがそんな意見を言ったりするなんて
失礼であり何て酷い驕り高いのだと子供ながらに痛感しました。
だって漁をしてる人からすれば、私なんて
イルカこそは食べないが色々な生き物殺してたべてるじゃないかと言われたら
確実に返す言葉は無いのですから。

今回海外から叩かれたイルカ漁の問題は
やはり食文化の相違でしょうね・・・・
中韓は犬猫食ってますし、フランス料理では
子牛のなんたらだとか態々牛の子供を殺して
やわらか~い!美味しい~!って言って食ってるし
知能が高いからダメとか可哀想だからだとか変に偏りすぎですね。
海外の人がイルカ問題で日本を叩くなら
欧米各地にもあるイルカショーで調教され飼われてるイルカ
あれは良いのか?と何時も思うのです
あれこそ人間のエゴではないのか?
狭い水槽の中で調教され飼われ、その大半のイルカはそこで一生を終える
反対する彼らが唱える知能の高い生き物を
調教し見世物にし人間だけが金を儲け得する行為。
それこそ生きる為に食べる為に漁をする人より非道だと思いますが(汗
彼らは(イルカやシャチ)仲間と共に世界中の広い大海原を
自由に泳いでる、そんな姿が本来の彼らじゃないのか?と。
競馬類もそうだと私は思ってます。
アレらも本来はイギリスの金持ちの遊びが今の形になっただけですし。
蛇足しましたが、今回のイルカ漁を撮った監督も
かつてイルカのフリッパー調教師で
人間がイルカを調教し飼う事に強い疑念を持って辞めて
各地で保護活動を始めた訳で・・・
17年位前に買った彼が出した著書を今もたまに読んでますが
本来は彼とは目指す道や気持ちは同じです
が、今回の映画は撮り方間違ってますね
映画としての(ドキュメンタリーとはいえ)伝え方が一方的で偏りすぎですし
人間、年月が経ち色々な人と出会うとこうも考えも変わるのか
30年前20年前の彼とは違いかなり考えや行動が変わったなと思いました。
まぁ・・・映画でああいうシーン見せられたら、初めて見る人は
ああ何て酷いんだ、なんてかわいそうな事をと思いはしますね
その土地の歴史伝統や文化をきちんと・・いや殆ど伝えずに。
でもそれがない、だから本来の彼らしくない。
やはり変な動物愛護団体や
そういう関連の人々と変に関わったせいなのかと残念です。
  1. 2010/03/24(水) 03:51:42 |
  2. URL |
  3. ヘリオポーズ #l7H4TccY
  4. [ 編集]

追記
オーストラリアではクジラ=捕鯨反対と言ってますけど
彼らは増えすぎたカンガルーを数百万頭を一度に殺害してますが
そっちはいいのかよ!ってw
増えすぎたのはカンガルーじゃなくて
その土地に来た人間じゃないのかな?なんて思ったり。
序に言うなら、現地人のアボリジニを
人間狩りと称して娯楽として殺しまくった人種が何を言うかと
おっと危ない・・こういう思想は・・・(汗
  1. 2010/03/24(水) 03:58:37 |
  2. URL |
  3. ヘリオポーズ #bSrxfIPI
  4. [ 編集]

>ヘリオポーズさん
レスが遅くなって申し訳ありません。

環境問題を突き詰めると、結局人間が増えすぎたのが一番いけないんでしょうけど…
まあそれを言っちゃうと身も蓋もないですね(^^;

人にはそれぞれ価値観や考え方の違いがあるのは当然なので、異質な考え方を排除するんじゃなくて、それぞれが相手との接点を探すようになればいいなあ、なんて思います。
  1. 2010/04/21(水) 03:18:11 |
  2. URL |
  3. Kon #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。