針穴日記

見たり聞いたり思ったりしたことなどをちらほらと。

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聖地チベット

              tibet1.jpg
上野の森美術館で『聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝』を見る。
日本ではなかなか紹介されることの少ないチベット密教の彫像やタンカ(布に描かれた宗教画)が中心の展覧会。

平日の昼だったので、それほど混雑はしていなかった。
展示物123点のうち、36点が日本でいう「国宝」にあたる貴重なものだそうだ。
160センチある『弥勒菩薩立像』などは、ふだんはポタラ宮の鋳造仏像殿に衣をまとった状態で安置されているので、今回のような展覧会でなければ全身を見ることはできないとのこと。
彫像はおだやかな顔のものから忿怒の形相もすさまじいものまで、いろいろと楽しめた。

上のチラシに写っている『十一面千手千眼観音菩薩立像』、これはほんとうに千本の手がある。なんだかものすごいインパクトだった。近くにいた老夫妻が一所懸命に手を数えていたのがほほえましかった。
脚がたくさんあるムカデは漢字で百足と書くけれども、実際に100本あるわけではない。それと同じように千手観音も「たくさん=1,000」なのかと思っていた。どうやら意味があるらしく、ふつうの千手観音は十一面四十二臂、合掌した2本を除いた40本の手で25有界の煩悩を救う(40x25=1.000)ということらしい。

それと、この『カーラチャクラ父母仏立像』がかっこよかった。
      tibet0.jpg
この顔の接近度がものすごい。どこから見てもおもしろい。おもしろいなどと言うと叱られるのかもしれないが、興味が尽きないのは確か。この像もお寺では衣をまとった姿で祀られているんだとか。

全体に非常に刺激的で満足できたけれど、展示物ごとの解説文が貼ってある場所が微妙にバランスが悪い。展示物を眺めていて自然と解説も目に入るようなレイアウトができるように一工夫ほしいところ。

それと、現状のチベットは深刻な問題を抱えているけれど、いつか中国とは関係なく、チベット独自の「チベット展」が開催される日が来るといいなと思った。
  1. 2009/09/24(木) 22:56:34|
  2. 展覧会/博物館
  3. | コメント:2

コメント

こんにちは、ヘリオポーズです
週1位でブログ拝見させてもらっています。

九州でやったのを今度は上野で展示したやつですね
で、私的なことですが
私は・・・日本国内の仏像系や
欧米やギリシアローマ等の像なら大丈夫なんですが
それ以外の特に仏像系は何処か恐怖を覚えて見に行けませんw
日本国内の仏像さんは、目を見ても怖いとか感じ無いのですが
中国やインド、インドネシアとかそっち系のは
神々しいというか、じーーっと目を見てたら
ブワ!って襲ってきそうで怖いのですw
例えば、インディアナ・ジョーンズとかゲームの女神転生とか
ああいった内容で出てくる物は大抵、何かの呪いだとか
その被り物した人が襲ってくるとか、変なイメージがありまして(汗
それでもこういう展示には何度か行ってるんですが
インカとか・・・
子供の頃、それの仮面が夢に出てきて
追いかけられてから今でもトラウマです。
  1. 2009/10/13(火) 23:16:22 |
  2. URL |
  3. ヘリオポーズ #x2aT5VkE
  4. [ 編集]

ヘリオポーズさん、コメントありがとうございます。
あまり更新のないブログですが、よろしくお願いします。

密教の像はたしかに怖いですw
自分はちょっと怖いもの見たさみたいな感覚もあります。
武器を持った忿怒相なものは、敵から衆生を守護するという意味があるので、わざとおっかない像にしてるんでしょうね。

多面多臂のものなどは見慣れてないと、ありがたいと思うよりも前に、正直不気味に見えてしまう部分もあるように思います。
映画やゲームなんかで使うエキゾチックな仏像なども、そのへんを利用して刺激的な怖いイメージで作ることも多いのかもしれないですね。

不謹慎かもしれませんが、抱き合った形の父母像なんかも下半身が妙にリアルなので、いろいろな意味で刺激的であります。
  1. 2009/10/14(水) 22:44:06 |
  2. URL |
  3. kon #-
  4. [ 編集]

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