針穴日記

見たり聞いたり思ったりしたことなどをちらほらと。

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フランス絵画の19世紀

フランス絵画0
きのうの続き。

せっかく横浜まで出たので、ついでに横浜美術館の
『フランス絵画の19世紀』という展覧会を観る。

新古典主義からロマン主義、レアリスム、印象主義といった19世紀の流れを
一望できる展覧会。

個人的には新古典主義の考え方はともかくとして、
描かれている内容には興味津々。
自分の好きなギリシア・ローマ神話や聖書などを題材にしてるので、
動きやポーズや技法とは別の次元で楽しめた。

アカデミスムの画家たちは、基本的にその絵の元になってる話を
みんなが知っているという前提で制作してるのだろうから、
お話を知らないと描かれているものにピンとこないものも多い。
あ、これってもしかすると現代のパロ同人誌に近い感覚なんじゃないのかなw

今回初めて知った画家のカロリュス・デュラン、これがとても気に入った。
アカデミスムの画家なのに、タッチがちょっと印象派っぽい。
                    へべ
この縦2メートルの『ヘベ』の絵に目が釘付け。
等身大の姿でネクタルを注ぐ姿にクラクラッときた。
ヘベはギリシア神話の中でもずいぶん地味な存在で、
彼女だけを扱ったエピソードは特にないはず。
ホメロスの『イリアス』では、ディオメデスの槍に傷ついた軍神アレスの
入浴や着替えを手伝ったりして、かいがいしい妹というイメージ。

残念なことにカロリュス・デュランの画集のようなものは出てないようだ。
彼の絵は上野の国立西洋美術館に2枚収蔵されていて、
1枚は「現在展示中」とあるので、そのうちにその絵も観てみたい。


今回の図録が2500円のと豪華版3000円の二種類あったので、廉価版を買う。
豪華版には仏訳の作品解説などがあるらしい。
展示された絵はかなり大きいサイズのものが多かったので、
縮小された図版はやはり物足りない。
特に横に長い絵が残念だ。
横長の絵は90度縦に印刷してもいいんじゃなかろうか。

朝早くから出かけて、帰りはなんだかんだで7時になってしまった。
足が棒になったが楽しい一日だった。
  1. 2009/06/27(土) 10:13:52|
  2. 展覧会/博物館
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