針穴日記

見たり聞いたり思ったりしたことなどをちらほらと。

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国立トレチャコフ美術館展

                    忘れえぬロシア
渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで
《国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア》と題した展覧会を観る。
19世紀末の移動展派を中心とした絵画75点、うち50点は日本初公開とのこと。

ポスターにも使われているクラムスコイの『忘れえぬ女(ひと)』は、「ロシアのモナリザ」などと言われている人気のある絵で、過去に日本で展示されたことがあるけれど、実物を観たのは今回初めて。
一説にはトルストイの『アンナ・カレーニナ』のイメージとも言われている。ほんとうに一度見たら忘れがたい絵だ。直訳すると『見知らぬ女(ひと)』という題らしいが、『忘れえぬ女』のほうがずっといい。

今回の個人的なお目当ては文豪たちの肖像画。レーピンの描くツルゲーネフ、ニコライ・ゲーのトルストイ、ヨシフ・ブラースのチェーホフなど、ロシア文学好きにとっては興味深い一角がある。

         Ge_Tolstoy.jpgニコライ・ゲー《文豪トルストイの肖像》 

この特徴的な机はモスクワの書斎のもの。トルストイの肖像画を多く残したレーピンにも、この机で執筆中のトルストイを、もう少し横からの構図で描いたものがあったはず。

図録と絵葉書を数枚買った。図録は2300円。
ロシア絵画の画集は今は日本ではあまり見ないので、どうしてもこういった展覧会の図録だのみになる。今回の図録はページ下に解説が載っているので、図版が小さく収録されていて、少し不満だ。
それにこれは当然のことだが、印刷された絵はどうしても平坦になって輝きが失われているように思う。たとえばニコライ・ドゥボスコイの『冬』と題した絵は、陽が当たった雪の表現があまりにもすばらしくて見惚れてしまったのだが、あとから図録で見てもそれがわかりにくい。


レーピンの画集を探すとなると、洋書をあたるしかないのかと思っていたら、コモンズに大量に画像があった。
わりと大きめの画像が多いので、へたな画集よりもきれいに見えるかもしれない。
  1. 2009/05/21(木) 18:54:47|
  2. 展覧会/博物館
  3. | コメント:0

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