「エクソシスト」のW・フリードキン監督を怖がらせた最強ホラー映画13本
[eiga.com 映画ニュース] ハロウィン前夜、エンターテインメント・ウィークリー誌が、ホラー映画の金字塔とも言うべき「エクソシスト」(73)のウィリアム・フリードキン監督が、「見るたびに悪夢にうなされたような気分になれる」と太鼓判を押したホラー映画13本を紹介している。
この13本の中に日本映画の『鬼婆』が入ってるんですね。
『鬼婆』はかのビョークも大好きな日本映画だと語ってます。
というわけで、なんだか久しぶりに観たくなったんでレンタルしてみました。
![]() | 鬼婆 (2001/08/10) 監督:新藤兼人 出演:乙羽信子、 吉村実子、佐藤慶 制作:1964年 |
『肉付きの面』という伝説がモチーフになっているけれど、映画はもっと原初的なイメージ。
確かに「見るたびに悪夢にうなされたような気分になれる」というか、ぐったりと疲れてしまう映画だと思います。ものすごいエネルギーを発散してる映画だなあ。
しじゅう風でうねっている背の高い葦やススキの原の中で、男女の欲望がギラリギラリと音を立てるかのごとく迫ってきます。女が欲しくて狂ったように暴れまくる佐藤慶と、男欲しさに深夜に野っ原を駆けていく吉村実子の体当たりの演技がすごい。吉村実子は最初は男か女かもわからないような風体なのに、佐藤慶と寝てからは、だんだんと「女」になっていく(というか戻っていく)ところがすごい。
この映画、1964年に千葉の印旛沼で撮影されてるんですが、まあ、なんというか、そんなに昔でもないのに、ずいぶんと広大な風景なんですね。これはこの時代のこの場所だから作れた映画なのかもしれないなあ。

