針穴日記

見たり聞いたり思ったりしたことなどをちらほらと。

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東海道四谷怪談

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鶴屋南北作、河竹繁俊校訂 岩波文庫

ひょんなことから四谷怪談に興味がわいたので、はじめて読んでみました。
うむむ、旧字旧かなづかいなので、正直なところ最初は読みにくかったですね。すぐに慣れたし、慣れたら逆に味わい深くてよかったですが。
私は歌舞伎を見たことがないんですが、本を読むだけでも臨場感が伝わります。
怪談とはいえ、けっこう笑える要素もあるのが意外でした。時事的な地口や洒落めいたものも多いし。
そういえば、やはり有名な怪談噺をつくった三遊亭円朝の『牡丹燈籠』とか『累ヶ淵』なども、随所に笑いがある。娯楽を目的としたものならば、涙あり笑いあり、というのが本当なのかもしれないなあ、などと思った次第。

私が子供のころの夏休みというと、テレビで毎日のように怪談映画をやってました。
両親が時代劇を好んでいたせいか、夜になると四谷怪談だの番町皿屋敷だのを見ていて、あの「ヒュ~ドロドロ」という音が聞こえてくるだけで怖かった。
中でも四谷怪談は定番中の定番。
怖いのにやってると見ちゃう。
でもお岩さんの怖い顔が出てくると目をそらしちゃう。
でもやっぱり好奇心に負けて見ちゃう。
ひょっとして薄目で見たなら怖くないんじゃないかとか考えて試すけれど、やはり怖い。

そして夜中に便所に行けなくなる。

また便所の電灯が電気代節約のために20ワット程度の裸電球だったもんだから、淡い黄色い光が物悲しい。
そんなときに限って大きいほうがしたくなってくる。
汲み取り式なので、下から何かが出てくるようで、それも怖い。
小さな窓が上と下にあって、暑いし臭いから当然開けっ放しなのだけれど、そのどちらからも何か嫌なモノが覗いているようで、しじゅう顔を上下に動かしてないと安心できない。

こんな怖い思いをするんなら、もう二度と怪談なんか見るもんかと心に決めるのだけれど、もちろん次の日にはまたテレビの前に座ってしまうのだった。


そんなわけで、いきおいにまかせて「四谷怪談」の映画を何本も借りてみました。
感想はおいおいと書きます。
  1. 2008/10/02(木) 23:41:48|
  2. 読書
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