針穴日記

見たり聞いたり思ったりしたことなどをちらほらと。

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全世界、失明

白の闇 新装版白の闇 新装版
(2008/05/30)
ジョゼ・サラマーゴ

商品詳細を見る
 
ある日、なんの前触れもなく、一人の男の視界がまっ白になってしまう。
原因不明の伝染病のように、人々の目が次々と見えなくなっていき、やがて世界中が失明する、というお話。

「もしも自分の目が見えなくなったら」という想像は、おそらく誰もが一度はしたことがあると思います。
が、周囲の人々全員が盲目になってしまうという発想はなかった。そのアイデアだけでも凄いインパクトを感じました。

長らく絶版だったために古本も高値になっていて、amazonのユーズドではほぼ10倍の値が付いてました。
しかたないのかもしれないけど、いやな渡世でございます。
この小説が『ブラインドネス』という題で映画化されたおかげか、最近になって新装刊が出ました。まずはめでたい。

映画版は今年のカンヌ映画祭のオープニング作品として上映。
「全世界、失明」という、すこぶる興味をかきたててられるコピーが秀逸。
監督はフェルナンド・メイレレス。主演はジュリアン・ムーア。
最初に失明する男とその妻を、映画では日本人(伊勢谷友介、木村佳乃)が演じてます。
公開は11月。→公式サイト

じつは一人だけ特例の登場人物がいるんですが、それはなぜか、という説明は作中にはありません。
この手の話にどうしても科学的説明を求めてしまう人がいますが、この小説はSF的な発想だけれども、寓話ととるべきなんでしょう。
  1. 2008/06/10(火) 03:18:19|
  2. 読書
  3. | コメント:0

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