針穴日記

見たり聞いたり思ったりしたことなどをちらほらと。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

アース

アース2

虎ノ門のニッショーホールにて『アース』試写会。

《「ディープ・ブルー」「プラネットアース」のスタッフが贈る、かつてない生命の旅》

というキャッチフレーズなんですが、自然を写したドキュメンタリー映画としては出色の出来。
北極のシロクマからはじまり、ものすごい数のカリブーの大移動、それを狙うタイリクオオカミ、移動距離が長いので、一生のうちに同じ場所を通ることがないかもしれないというオオヤマネコ、求愛ダンスがユーモラスなゴクラクチョウ、水を求めて群れで移動する象、その象を集団で狩るライオン、荒れた海でもヒレで海面を叩く音によって、お互いの位置を確認するザトウクジラの親子等々。どの映像もふつうでは見ることができないような貴重なものです。

でも、これって昨年NHKで放送された「プラネットアース」のダイジェストですよね。
確かに「超」が付くほどすごい映像がてんこもりなんですが、以前放送されたものを見たり、DVDを買った人には、新鮮味に欠けるかもしれません。
テレビ版は、地球のさまざまな土地の生態系のようすを、毎回1時間、11回に分けて放送していたので、それを98分にまとめたこの映画は、さすがに少々散漫な印象を受けました。

ただし、家庭のテレビで観るのとは違って、同じ映像でも大画面だとやはり迫力がありましたし、テレビ版では使ってないカットもありました。そして音がこれまたすごい。動物の声なんかは、テレビで観たときよりも、ずっと臨場感にあふれてます。

以前観た『北極のナヌー』と同じような視点で、『アース』も映画を締めくくってます。
北極の氷が張る期間が短くなってしまったために、狩りのチャンスが減ってしまうシロクマを紹介することで、温暖化についての問題意識を持ってもらおうという趣旨。

ただし、氷の上で狩りをするシロクマの様子を見せてくれないので、氷がどれくらい大事なものなのか、観ているほうにはどうも伝わりにくいんじゃないかなと思ったり。

日本語のナレーターは渡辺謙。落ち着いたいい声です。

気になったのが、画面に動物や鳥の名前が一切出ないんですね。こういった映画は、動物が出てくるたびに、多少うるさくても字幕で名前を出したほうが親切なんじゃないかなと思いました。子供も見るんだしね。

公開は来年1月だそうです。
スポンサーサイト
  1. 2007/11/29(木) 22:46:14|
  2. 映画/テレビ
  3. | コメント:0

PEACE BED

ジョンレノン1
一ツ橋ホールにて『PEACE BED アメリカVSジョン・レノン』の試写会。
原題:THE U.S.VS.JOHN LENNON

昨年の映画ですが、日本ではジョンの命日である12月8日に公開です。

平和活動家としてのジョン・レノンに焦点を絞ったドキュメンタリー映画で、ジョンとヨーコの反戦パフォーマンスが、当時の若者たちに与えた影響の大きさを考えると、ニクソン政権が彼らをどれくらい煙たがっていたのかがよくわかる作りになってました。
未公開の映像や音源もあります。ただ、ジョンについて詳しく知っている中年以降の人にとっては、さほど目新しい部分もないかなあと。(「ジョン・シンクレア」を歌うシーンなんかは見ごたえありましたが)

でも若い人、特にジョンが殺害されてから生れたような人たちにとっては、当時の世相も相まって、かなり新鮮な驚きがあるんじゃないでしょうか。なにしろベトナム戦争と太平洋戦争がごっちゃになってる人がいる時代ですからね。(嘘のような話だけれど、日本がアメリカと戦争をしていたことを知らない人がいるとか)
たとえば、試写会の帰り道に聞こえてきた会話で、マリファナ所持で10年の刑を宣告されたジョン・シンクレアを救うために、レノンがコンサートで不当な逮捕であると歌ったことに対して、「マリファナ所持なんて犯罪なんだから、罪をとわれて当然じゃんね、なにあれ」ということを言っていた人がいたんですが、そいういう感覚からして、すでにギャップが生じてます。

ジョンが死んでから27年も経つけれど、映画は懐古的な意味合いはまったくなく、むしろ今の時代に対するメッセージになってました。

公式サイトはこちら

今年はさらに、ジョンを射殺したマーク・チャップマンを描いた『チャプター27』という映画も公開予定なので、それも観てみたいなあ。
  1. 2007/11/27(火) 22:03:35|
  2. 映画/テレビ
  3. | コメント:0

神童

Yahoo!Japanのオンライン試写会で『神童』を観ました。
今年の春に公開されたものですが、今回はDVDの発売記念の試写会だそうです。

・紹介記事抜粋
------------------------------------------------------------
ピアノの才能に恵まれ、“神童”ともてはやされながら、自らの才能をもてあましている13歳のうた(成海璃子)。球技は禁止され、いつも手袋着用という窮屈な生活の中で、娘の才能のためにすべてをささげる母親からの重圧、演奏旅行先の海外で行方不明になった父のことも胸に大きくのしかかっていた。
そんなある日、うたは落ちこぼれの音大受験生ワオ(松山ケンイチ)と出会った。うたは、ワオとのふれあいの中で、音楽の真の喜び、人とのつながりのあたたかさに目覚めていく……。
------------------------------------------------------------

主演は成海璃子と松山ケンイチ。この二人がとにかく自然でいい。
画面に出ているだけで、なんだか絵になります。
特に成海璃子は存在感のある人ですね。

おもしろかったんですが、あとから考えると疑問点がいくつかあります。
たぶん時間の制約のせいで刈り込まれた部分がたくさんあったんでしょうね。
ただ、説明不足に思える部分のほとんどは、観る側が勝手に解釈できそうなものだし、そういうところがかえって印象に残るようで、よかったです。

この映画はクラシックを扱っているので、クラシック音楽の愛好家には、ひょっとするといろいろ不満もあるのかもしれませんが、私は好きな映画です。もう一回観たくなるような新鮮さを感じました。

コピーにも使われてる台詞、「大丈夫、あたしは音楽だから」の部分で、かなりグッと来ましたし。
  1. 2007/11/26(月) 15:43:00|
  2. 映画/テレビ
  3. | コメント:0

フェアリー・クリニック

クリニッ

今見たらDMMのラインナップに『フェアリークリニック/FAIRIE CLINIC』が入ってました。

どうやら上下に分けて販売してるようです。

しかしどうしてタイトルが全部アルファベットなんだろう。
カタカナじゃないと検索しにくいような気がしますが。

ていうか本来はカタカナのタイトルなんですけどね…。
  1. 2007/11/15(木) 07:48:42|
  2. 未分類
  3. | コメント:0

ヒッチャー

ヒッチャー
九段会館にて『ヒッチャー』の試写会。

1985年製作の同名映画のリメイク。最近はヒット作のリメイクが多いですねえ。
ひとくちにリメイクといってもいろいろで、タイトルだけ同じで、中身はまったく趣の違う映画になるのもあれば、ほとんどオリジナルを踏襲した作りな映画もあって、前者はたいていファンから叩かれるし、後者だと「なんのために作り直したんだ」みたいな文句がでる。なかなかたいへんです。

私はオリジナルの『ヒッチャー』に対してさほど思いいれがないせいか、新しい『ヒッチャー』は、全体的にはかなり素直なリメイクに思えました。
でもオリジナルで殺人鬼ジョン・ライダーを演じたルトガー・ハウアーの凄味に魅入られた人には、やはり物足りない印象になるでしょうね。
今回のジョン・ライダー役はショーン・ビーン。
この人、自分の中ではどうしてもLOTRのボロミアのイメージが抜けないので、つい「結婚指輪」のシーンで「一つの指輪を手に入れてしまったのか~?」などと、我ながらくだらない冗談を考えてしまったり。

ヒロインを演じたソフィア・ブッシュという子は、初めて見たんですが、なかなか印象的な顔立ち。映画が始まってすぐと、ラスト近くにちょっとしたお色気シーンもあって、目の保養になりました。

映画の冒頭で、フリーウェイの片隅で野ざらしになっていた廃車の前に野ウサギが出てくるシーンがありまして。ウサギがピョンと道路に跳ねたとたんに、猛スピードでやってきた車にグシャッとつぶされる、というグロいシーンなんですが、こういうふうにしょっぱなから映画の雰囲気がわかる演出はいいですね。


まったく関係ない話ですが、そのウサギはCGで作ってあって、これくらいのリアルさでウサギが動かせるんなら、かつてのアニメ映画『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち』をフルCGでリメイクするのも充分可能だなあ、などと夢見てしまいました。ウーンドウォート将軍を、リアルな毛並みで見てみたい。。
  1. 2007/11/12(月) 23:47:40|
  2. 映画/テレビ
  3. | コメント:0

ファーブルにまなぶ

ファーブル0

国立科学博物館の『ファーブルにまなぶ』と題した企画展へ。

平日の昼間だったせいか、ずいぶん空いてました。
『昆虫記』に登場する南フランスの昆虫の標本がメインで、ファーブルの生涯と研究を紹介しつつ、その後の昆虫学の発展などを学べるような展示です。展示用のパネルがすべてダンボール製なのがいいかんじ。

よかったのはファーブルが作成した昆虫標本(展足してないラフなもの)や植物などの標本、自筆のキノコの水彩画、きれいな文字の文書、それと糞虫の観察器の実物ですね。

しかし《『昆虫記』刊行100周年記念、日仏共同企画》と銘打ってるわりに、ちょっとものたりない印象。
期待していたよりも、ゆかりの品が少ないなと思ったり。
でも、小学生高学年くらいの子がいるお父さんやお母さんが親子で楽しむにはちょうどいいかもしれません。展示解説文の漢字にはルビがふってあるし。

ちなみに、解説にもありましたが、日本ではファーブルと聞くと、誰でも「昆虫記の作者」と答えるくらい有名ですが、母国フランスでは、意外にもあまり知られていない人なんです。
日本人は昔から虫を愛ずる風習があるので、特に『昆虫記』が受けいれやすかったんでしょう。『昆虫記』は本来は学術書ですが、詩的な表現もあり、内容もすこぶるおもしろい。なので児童向けにわかりやすく翻訳した『昆虫記』がロングセラーになるのもうなづけるし、もともと下地はあったんですね。

これとは別に『大ロボット博』なる企画展もやっていて、アシモだのおもちゃのロボットなんかが展示してあったらしいんですが、私はロボットにはまったく興味がないので、パス。(小説や漫画に出てくる「人間になりたかったロボット」系の話は好きですが)
  1. 2007/11/08(木) 21:04:40|
  2. 展覧会/博物館
  3. | コメント:0

4分間のピアニスト

4分間のピアニスト

「Yahoo動画」のオンライン試写会で、ドイツ映画『4分間のピアニスト』を観ました。

原題: VIER MINUTEN

「無実の罪で囚われた天才ピアニストが自分の才能を信じてくれる女性教師との出会いを通して、再び人生の輝きを見出すまでを描く感動作。」
という説明文を読むと、なにか硬くておとなしそうな映画に思えたけれど、この天才ピアニストがすごい乱暴(というか凶暴)な役柄で、思っていた以上に躍動感がある映画でした。
演ずるハンナー・ヘルツシュプルングは、オーディションで選ばれた、ほぼ無名の女優とのこと。

かたや、教師役のモニカ・ブライブトロイの、厳格さを絵に描いたような立ち居振る舞いが味わい深くて、この二人の対比がきっちりしていて楽しめました。

タイトルが示すクライマックスは圧巻。

公式サイトはこちら
。11月10日より公開。
  1. 2007/11/05(月) 17:49:51|
  2. 映画/テレビ
  3. | コメント:0

パンズ・ラビリンス

パンズラビリンス

原題:EL LABERINTO DEL FAUNO/PAN'S LABYRINTH
立川シネマシティにて、二回目の鑑賞。

すごい好きです、この映画。

予告編やテレビのCMではファンタジー要素満載のような宣伝をしていましたが、実際はずいぶんダークだし、ファンタジー部分は案外少なめで、全体に重たい映画です。現実の世界での残酷なシーンも多いので、ハリーポッターのようなものとまちがえて家族そろって観てしまうと、けっこうどん底に突き落とされるかも。(PG12指定なので、まあ気がつくような親御さんなら大丈夫なんでしょうけど)

いろいろな解釈ができるようなつくりかたなので、見ようによってはめちゃくちゃ悲惨な話にしか見えない人もいるだろうし、救いのある話に見える人もいるでしょう。
でもカップルで来て暗い顔して帰っていく人たちが多いので、デートにはあまり向かないですね。

痛い描写もかなりあるので、そういうのが苦手な人にとってはツライ映画かもしれません。
あと、虫嫌いな人も注意。最初のほうからリアルなCGで作られたトビナナフシが、これみよがしに登場して、いちいち前景に居座ってるし、5センチくらいあるダンゴムシがウヨウヨいる樹の洞に、主人公の少女が入っていくシーンなんかもあって、このダンゴムシが真っ黒いので、オオヒラタシデムシの幼虫をでかくしたような見た目でしたが、丸まってたんで普通にダンゴムシなんでしょう。しかしでっかいな。
虫が出ると私なんかは喜んじゃいますけどね。よつんばいの少女の白い二の腕に這い登ってくる虫、それを手で払うと、手についていた泥が腕に残る。なかなかエロティックなシーンでした。

虫よりもクリーチャーよりも恐ろしいのは、主人公の養父となるビダル大尉。この人は不死身なのかと思っちゃうほどの変なタフさ。いやになるほど記憶に残る悪役であります。

音楽がまたよかった。哀しい子守唄の調べがいつまでも耳に残ります。

画像はパンフレット。表紙に窓を打ち抜いてあって、ちょっと洒落た冊子でした。
  1. 2007/11/02(金) 18:58:32|
  2. 映画/テレビ
  3. | コメント:0

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。